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娘の一番長い日
10月入って直ぐに、自宅の団地が20年目の大規模補修に突入しました。
今は全面的に足場&ネットが張られてはいるものの、
ベランダは隣家との境を強制的に撤去され、
はあ~なんと風通しの良い事か。
網戸も取られてしまっているので、窓の開放は有り得ませんがね。
内外を出入りする時は細心の注意を払って、忍者のように忍んで素早く(笑)、
そして猫sの動向を視野全てを使って見張っております。


父ちゃんは、夏に一度入れ歯の不具合から歯茎を痛め、
食が細くなってへばりましてね。
でも、その後また元気を取り戻したので、
ぜ~んぜん家族一同“心配”なんかしちょりませんでした。
でも、所詮は病んだ老人。
やっぱりその出来事は結構身体に響いていたんでしょうねえ。
夏以来母ちゃんの出勤状態は半日になっておりましたが、
10月に入ってからは、ほとんど出社せず、
自宅で看病の合間の気晴らし程度に事務仕事をしとったとです。
でも、それでも父ちゃんの低空飛行ははつくけれども、
平行路線を維持していましたから、
主治医の看立ても変わらず、父母も何十年かぶりの新婚生活を楽しむかのように、
過ごしておったのでございます。

なんせ、死ぬ2週間前まで車に乗ってお出掛けしてましたから。
おまけに、死ぬ1週間前にはお医者さまから『正月太鼓判』をおされてましたから。

でも、前日の26日夜、往診に来てくれた先生の検査結果には、
恐れていた臓器不全が出てしまったんだす。

腎不全

っまあどこの臓器が“不全”になっても命取りなんですけど、
腎臓はやっぱり致命的でした。

治療するといっても
『入院し、背中から管を通して腎臓から直接尿を排出させて、
その場を凌ぐ』
程度でしたので、
危険を冒してベッドから連れ出しても、
「何ヶ月も元気な毎日」を取り戻せることにはならないので、
本人のたっての希望通り入院はさせないことにし、覚悟を決めました。

それまでは、2年と言われたところを3年もがんばっている現状に甘え、
もしかしたらまだあと1年くらい何とかなっちゃうかな?
もちろんそれなりに元気で。

等と夢も見ていたのですが、
さすがに突きつけられた状態にきっぱり覚悟も決まりましたわ。

その晩はたまたま帰宅途中立ち寄った実家でした。
父ちゃんが呼んだんですかね~。
その頃はとにかく忙しくて、自宅に帰るのも遅いし、夕飯なんて惣菜並べてましたから、
なかなか父ちゃんの顔見に行くこともままならず。
・・・ホントは父ちゃんの顔を見るのが辛かったんで、
足が向かなかったってェのが本音なんですけどネ。
一旦帰宅後仕度をし、実家に取って帰りそのまま泊まりました。
その時はブーやんも一緒に来たんですが、
翌日の仕事の事も有って深夜一人で帰って行きました。
代わる代わる父ちゃんの様子を見に行くんですけど、
父ちゃん気持ち良さそうにイビキすらかいていて、
とっても腎不全で時間の問題な人には見えませんでした。

もしかしたら、息してなかったりして・・・。

って、何度も見に行ってたんですけど、その度にほっとして茶の間に帰ってきてました。
それまでは痛かったり、なんか身体がむずむずするような歯がゆさで、
たえず動いたり、声出したりしていたので、
痛み止めはもちろん睡眠導入剤とかも貰ってたんですが、その晩は久しぶりにゆっくり眠れているようにすら見えましたわ。
でも動いたり、声出したりというのは、本人は無意識でしている事で、
痛いわけではないとその晩主治医に聞いていたので、もうそれすらも無いのかと、
ちょっと胸も痛みましたわ。

で、翌日の朝、6年前の亡くなった父ちゃんの直ぐ下の弟の嫁さんが、
これまた呼ばれたように出社前に立ち寄ってくれて、
父ちゃんに会ってくれました。
その時はまだ意識は有ったのですが、・・・なんか心残りが、心配事が無くなっちゃったんでしょうかねえ、
約1時間後に静かに逝っちゃいました。

呼吸が、主治医の言った通りに変化してきたので、直ぐに連絡をし、
訪問看護士さんにも連絡をしたんですが、
なんせ土曜日の朝の事、なかなか上手くはいきませんでしたわ。
でも先生はもう分っていたし、私たちももちろん分っていたし、
だからどうっ?て事は無かったんですけど、
色々父ちゃんの事を気遣ってくれている人たちが沢山いましたんで、
義理を欠いちゃいけねェってんで、せめて『危篤』である知らせだけはしないと、
と電話を掛け捲ってたんですが、
直ぐに『亡くなりました』と電話するのが、ちょっと辛かったっス。

その後は、娘の一番長い日となりました。

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[2007/11/21 00:37 ] | とろ仲日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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